相馬・吉川、スイスイ快投 6回無失点、初戦突破に貢献

 
【相馬―福島】6回を被安打2に抑える力投を見せた相馬のエース吉川=白河グリーンスタジアム
1回戦
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福島
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相馬
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 第74回春季東北地区高校野球県大会は14日、白河グリーンスタジアム(白河市)とあいづ球場(会津若松市)、みちのく鹿島球場(南相馬市)で開幕した。第1日は1回戦9試合が行われ、相馬は福島に5―1で勝利。そのほか8チームが2回戦に進出した。大会第2日の15日は、白河グリーンスタジアムとあいづ球場、みちのく鹿島球場で2回戦8試合が行われる。

 【評】相馬が着実に得点を重ねた。3回1死三塁から小野内の右犠飛で先制。5回は2死一、二塁から武沢圭の左前適時打で加点した。先発吉川は6回を被安打2の好投。福島は7回、鹿目の適時打で1点を返すにとどまった。(小野原裕一)

 冬場磨いた制球力が結果に

 相馬のエース吉川聖哉(3年)は6回無失点の力投で初戦突破に貢献した。ストライク先行の投球で、相手打者に的を絞らせず散発2安打に封じた。

 「課題の立ち上がりを引きずらなかったことが大きい」。2死一、三塁のピンチを切り抜けた初回が好投を呼び込んだ。勢いそのままに2回以降は得点圏に走者を背負ったのは4回のみと抜群の安定感を披露。小気味よいテンポとコーナーを丁寧に突く持ち味をマウンドで体現した。冬場に磨いた変化球の出し入れという制球力が結果に結びついた。「打線に勢いを与える投球をより貫く」と上位進出を見据えていた。