おいしくカロリー減 福島学院大生ら開発、健康メニュー振る舞う

 
トークセッションに臨む福島学院大の学生3人

 「食」を通じた健康づくりに関するトークセッションが10日、福島市で開かれ、内堀雅雄知事やふくしま健民プロジェクト大使を務めるタレント長沢裕さん(伊達市出身)らが健康的なメニューの実践を呼びかけた。県や福島民友新聞社など県内企業、団体でつくるチャレンジふくしま県民運動推進協議会の主催。

 福島学院大食物栄養学科の学生3人が登壇し、大塚食品などと共同開発した「ヘルシー肉巻きおにぎり」を協議会構成員に振る舞った。こんにゃく粉などを原料とすることでカロリーを抑え、食物繊維を豊富に取ることができるという。

 試食した内堀知事は「ダイエットはなかなか長続きしないが、おいしくて健康にいいものなら続けられる」と絶賛。学生らも「県産食材は本当においしい。生産者の思いを受け止めながらメニューにしたい」と情熱を燃やした。

 協議会は同日、総会を開き、食と運動を通じて健康づくりに取り組む本年度事業計画を承認した。

 健康メニューのレシピはチャレンジふくしま県民運動のウェブサイトに掲載している。