今季Ｊ３に臨むいわきＦＣは１３日、いわき市の赤井嶽薬師常福寺で必勝を祈願した。チーム一丸となり、自分たちの力を出し切って戦うことを誓った。

　チームは２０１６（平成２８）年の本格始動から毎年、必勝祈願のため同寺を訪れている。今回は、チームを運営するいわきスポーツクラブの大倉智社長や村主（すぐり）博正監督、選手、スタッフら約４０人が参加し、上野宅正住職が護摩祈とうを行った。

　選手会長のＧＫ田中謙吾は「勝利につなげるため前に進むサッカーを徹底したい。一瞬を大切に、練習に取り組んでいく」と意気込んだ。村主監督は「キャンプで選手間のコミュニケーション、プレー、戦術をしっかりと詰めていきたい」と語った。大倉社長は「これまで積み上げてきたものを、村主監督がさらに進化させようとしている」と期待を寄せた。

　いわきは３月１３日に開幕戦を迎え、アウェーで鹿児島ユナイテッドＦＣと対戦する。ホーム開幕戦となる第２節は同２０日、Ｊヴィレッジスタジアム（広野町）でＳＣ相模原と対戦する。いずれも午後１時開始予定。