いわきFC「着て応援」 いわき市職員、ホーム戦直前の金曜日

 
内田市長(中央)から応援大使に任命されたいわきFCの大倉社長(右)ら

 いわき市は9日、今季からサッカーJ3に参戦するいわきFCのホーム公式戦前の金曜日を「いわきFC応援デー」にすると発表した。応援デーには、賛同する市職員が赤いユニホームや応援Tシャツを着て仕事をし、機運を盛り上げる。

 担当者は「週末に試合が行われることを知らせる象徴となり、応援の機運が高まる」としており、将来的には市内の事業所にも同様の取り組みを広げる考えだ。

 市は同日、いわきFCを市のイメージアップを図る「いわき応援大使」に任命した。任命式は市役所で行われ、いわきスポーツクラブの大倉智社長が「震災復興の思いも持ち続けている。J2を目指し、市民のための力になりたい」と話した。

 山下優人主将はJリーグ参入を「いわきを全国に知らしめるチャンス」と意気込んだ。村主博正監督、同市出身の黒宮渉選手、岩清水銀士朗COOも訪問した。

 内田広之市長は「自分が先頭に立ち、市民の応援ムードを盛り上げていきたい」と激励した。

 いわきFCは13日に開幕戦を迎え、アウェーで鹿児島ユナイテッドFCと対戦する。ホーム開幕戦となる第2節は20日、Jヴィレッジスタジアム(広野町)でSC相模原と対戦する。いずれも午後1時開始予定。