8月MVPにFW有田、FW鈴木はベストゴール、村主監督優秀賞

 

 Jリーグは13日、8月の月間表彰を発表した。J3は、いわきFCのFW有田稜が月間MVP、FW鈴木翔大が月間ベストゴール、村主(すぐり)博正監督が月間優秀監督賞をそれぞれ初めて受賞した。  有田は8月の「福島ダービー」を含む全4試合で3得点1アシストの活躍。「名誉ある賞をいただけて素直にうれしい。何より点を取ってチームに貢献したいと思う」とコメントした。

 鈴木は8月27日の藤枝戦で、前半20分に決めたチーム2点目となるボレーシュートが選ばれた。「選ばれたことをうれしく思う。今までにないくらいイメージ通りに打てたシュートだった」と振り返った。

 村主監督は「90分間止まらない、倒れない」のチーム方針の下、指揮を執り首位を維持した。「選手、スタッフ全員の日々の努力あっての結果だと思う。今シーズンも残り10試合となったが、謙虚な姿勢で、全員で目先の1試合に向かって努力し続けていく」とコメントした。

 選考委員は、有田を「体を張ったプレーで多くのゴール機会を創出しチームに貢献した」と評価。鈴木については「胸でのファーストタッチから見事なボレーシュート」と称賛した。村主監督は「好結果を引き出す采配は見事」とたたえた。