いわきFCに大学3選手新加入、尚志高卒・大阪体育大DF河村ら

 
(写真右から)大阪体育大のDF河村匠、常葉大のDF速水修平、拓殖大のMF鏑木瑞生

 サッカーJ3のいわきFCを運営するいわきスポーツクラブは16日、大阪体育大のDF河村匠(22)=尚志高卒=ら3人の来季新加入選手を発表した。

 加入するのは河村のほか、常葉大のDF速水修平(22)と拓殖大のMF鏑木(かぶらぎ)瑞生(22)。

 河村は千葉県出身。身長177センチ、体重68キロ。尚志高では3年の時に全国高校選手権でメンバー入りし、1学年下のFW染野唯月(東京V)らと全国3位に輝いている。河村は「一日でも早く試合に出て、いわきFCの勝利に貢献したい」とコメントした。

 速水は静岡県出身。ジュビロ磐田ユース出身で、今年、全日本大学選抜に選出された。身長182センチ、体重78キロ。「結果にこだわり、魂を込めて泥くさく戦いたい」とコメントした。

 鏑木は千葉県出身。前橋育英高校卒。身長173センチ、体重65キロ。「多くの人に夢や希望を与えられる選手になりたい」とコメントした。

 移籍中のDF増崎、MF松本は退団

 また、東北1部リーグのコバルトーレ女川に期限付き移籍中のDF増崎大虎(22)と関東1部リーグのVONDS市原FCへ期限付き移籍中のMF松本健太郎(26)について、契約満了に伴い来季の契約を更新しないことも発表した。

 2019年に加入した増崎は「いわきの力になれず寂しい。成長した姿を見せられるよう頑張る」とコメントした。20年に加入した松本は「けがで思い描いた未来とかけ離れた現実となったが、もう一度プレーする姿を見せられるよう前を向く」とコメントした。