いわきFC、攻守の切り替えが勝利のカギ 11日、アウェーで山形戦

 

 サッカーJ2のいわきFCは11日、アウェーのNDソフトスタジアム山形(山形県天童市)でモンテディオ山形と対戦する。いわきの通算成績は4勝4分け11敗で、順位は22チーム中21位。山形は8勝1分け10敗で13位。午後2時開始予定。

 いわきは7日、第103回天皇杯全日本選手権2回戦でJ2徳島と120分間の激闘を繰り広げた。試合には1―2で敗れたが、0―4で大敗した熊本との直近のリーグ戦で出た課題が改善され、素早い攻守の切り替えが戻った点は好材料だ。村主(すぐり)博正監督は「熊本戦は僕の言葉で選手の後ろ髪を引っ張ってしまった。(天皇杯2回戦では)選手は本来持っている力を出してくれた」と語る。

 連戦中ということを踏まえ徳島戦は控え選手を中心に先発メンバーを組んだが、結果的に多くの主力が途中出場し延長戦を戦った。フル出場したMF宮本英治ら主力がどの程度疲労回復できているかが重要なポイントとなる。徳島戦で活躍した控え選手の貢献も、山形戦の勝利には欠かせない要素だ。