子どもの笑顔...晴天に映える 福島県内26地点で今年一番の暑さ

 
さまざまな自転車でサイクリングを楽しむ子どもら=5日、福島市・あづま総合運動公園

 県内は5日、高気圧に覆われて晴れとなり、各地の行楽地は大型連休中の家族連れらでにぎわった。気象庁によると、県内30の観測地点のうち26地点で今年一番の暑さとなり、最高気温は伊達市梁川町で全国2番目に高い33.7度を観測した。福島市と会津若松市で32.7度、喜多方市で32.3度、西会津町といわき市山田町で31.6度だった。

 福島市のあづま総合運動公園のサイクルスポーツ広場では、さまざまな自転車に乗り、「こどもの日」を楽しむ家族連れの姿が見られた。仙台市から家族で訪れた布勢武琉(たける)さん(9)は「こんなに大きい自転車は初めて乗った」と笑顔で話した。

 福島地方気象台によると、6日の県内は湿った空気の影響で曇りとなり、夜は雨が降る所がある見込み。日中の予想最高気温は会津若松市と相馬市で27度、福島市で24度、郡山市といわき市小名浜で23度。