営業車両に「桜の絵柄」 二本松・昭和タクシー、4月末まで運行

 
さくらタクシーの利用を呼びかける安斎社長

 桜のシーズンを盛り上げようと昭和タクシー(二本松市)は、桜の花の絵柄を施した「さくらタクシー」の運行を始めた。

 桜の絵柄は、桜の花と花びらが舞うデザイン。高齢者や障害者も利用しやすいユニバーサルデザインのタクシー3台に施した。ピンク色の桜の花が黒地の車体に映え、春の訪れを感じさせている。4月いっぱい運行する予定。

 併せて今後、乗客が桜の写真を見て心を癒やしてほしいと願い、霞ケ城公園や合戦場のしだれ桜など市内の名所を紹介する冊子をタクシー全車両に掲示する。

 安斎文彦社長は「二本松には桜の名所が多い。今年は開花が早いらしいので、ぜひ利用してほしい」とPR。また同社も参加する二本松地区ハイヤータクシー経営者協議会では、市内の商店や飲食店などの利用者が帰宅で使うタクシー料金を割り引くサービスを展開中。安斎社長は「霞ケ城公園の露店でも使えるので、花見の際は利用してほしい」と話した。問い合わせは昭和タクシー(電話0243・22・1155)へ。