武士になりきり...戦国合戦、南相馬でイベント 甲冑姿勇ましく

 
スポンジ製のやりで戦った模擬合戦

 相双地方に伝わる馬や武士の文化を体験する参加型イベント「第8回サムライフェス」は5日、南相馬市原町区の雲雀ケ原祭場地で開かれた。参加者が武士になりきって戦う模擬合戦も行われ、会場は戦国時代を思わせる勇壮な雰囲気に包まれた。

 地元の高校生らでつくる実行委員会の主催。メインイベントの模擬合戦「南相馬矢野目の戦い」には約60人が参加した。

 甲冑(かっちゅう)に身を包んだ参加者は「相馬」と「伊達」の2陣営に分かれ、スポンジ製のやりで戦った。「相馬」が勝利した。

 会場では、小学生以下の子どもたちによる子ども合戦や火縄銃の展示なども行われたほか、乗馬体験ではコスプレした来場者らが乗馬を楽しんでいた。