伊達市議選 激戦様相、28候補...少子高齢化、子育て、雇用訴え

 
届け出順を決めるくじを引いた陣営の代表(右)

 17日告示された伊達市議選(定数22)は現職17人、元職1人、新人10人の計28人が立候補し、定数6超の激戦となった。各候補はそれぞれの地元などで第一声を上げ、遊説をスタートさせた。

 候補者の内訳は、地域別で保原10人、梁川9人、伊達5人、霊山2人、月舘2人。政党別では無所属が23人、公明、共産が各2人、立民が1人。男女別では男性が26人、女性が2人となった。

 立候補の届け出受け付けは市役所で行われ、各陣営が届け出順を決めるくじを引いた。陣営の代表は次々と手続きを済ませ、市選管職員から腕章などの選挙の「七つ道具」を受け取ると足早に会場を後にした。

 いずれの候補も少子高齢化対策や子育て支援、雇用の創出などを前面に打ち出す。このほか東日本大震災や3月の本県沖地震などからの復興に向け、災害に強いまちづくりを訴える候補者もいる。

 投開票は24日。選挙戦を通し、各候補の実績や政策が有権者にどのように判断されるか注目される。