県教委にNIE報告書 12校の新聞活用例まとめ
杉教育長(左)に報告書を手渡す菅野代表幹事 |
教育現場で新聞の活用を図る県NIE推進協議会(代表幹事・菅野厚福島民友新聞社取締役販売局長)は28日、県教委に昨年度の県NIE実践報告書を贈った。
同協議会は福島民友新聞社など県内の地方紙や全国紙8社で構成。報告書はA4判61ページで、昨年度の県内指定校12校が実践した新聞の活用例をまとめた。新聞記事のスクラップや各紙の比較、記事を基にしたプレゼンテーション、家庭との連携など、児童、生徒の表現力を高め、視野を広げる取り組みを紹介している。
菅野代表幹事らが県庁を訪れ、杉昭重教育長に報告書を手渡した。杉教育長は「子どもたちが新聞を身近に感じられる貴重な機会になる」と話した。
報告書は1250部作製。県内の各市町村教委や公立、私立の小、中学校、高校などに配る。
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