NIE実践12校指定 福島県推進協、矢祭中支援学級は独自認定

 

 教育現場での新聞活用の普及に取り組む県NIE推進協議会は29日までに、本年度事業計画などを決めた。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため書面決議を行い、本年度のNIE実践指定校として松陵中(福島市)など12校を承認した。

 この12校に加え、活動希望のあった矢祭中(矢祭町)特別支援学級を同協議会独自の認定校とした。特別支援学級での活動実践は初めて。計13校への認定状は7月に交付する。

 全国の教育、新聞関係者らが意見交換するNIE全国大会は11月22日、東京都で開かれる。

 同協議会は福島民友新聞社をはじめ県内の地方紙、全国紙など計8社と県教委、通信社2社などで組織している。

 毎年十数校への各紙の提供、記者派遣などを展開している。

 実践指定校次の通り。

 新規=松陵中、鎌田小(福島市)高瀬中(郡山市)小金井小(会津若松市)▽継続=福島東高(福島市)表郷中(白河市)小野中、小野小(小野町)大戸中、一箕小、永和小(会津若松市)汐見が丘小(いわき市)▽独自認定校=矢祭中特別支援学級(矢祭町)