「学級新聞」作りにヒント 松陵中でまなぶん・新聞ふれあい講座

関心のある記事を探す生徒=25日、松陵中
福島民友新聞社の「ハローみんゆう教育応援プロジェクト まなぶん」が25日、福島市の松陵中で開かれた。新聞委員会の生徒が記事の書き方や取材テーマの探し方などを学んだ。
各学年の新聞委員21人が参加し、同プロジェクトの羽鳥拓貴販売局部員が講師を務めた。生徒は新聞をめくって気になった記事に印を付けるなどしながら、見出しの重要性や最初に結論を書くことで相手に伝わりやすい文章になることなどを学んだ。
羽鳥販売局部員は取材テーマの探し方について「ささいなことでも疑問に思うことが大切」と強調した。6月に発行する学級新聞の作成に向けたグループワークも行った。
佐藤麻琴さん(14)は「重要なことから書くことで伝わりやすい文章になることが分かった。地域や友達の話題を盛り込んで読んでもらえる新聞を作りたい」と話した。
- 活字取り入れ脳を活性化 東北大・川島隆太氏、デジタル偏重に警鐘
- 新聞活用で伸びる「読む力、伝える力」 NIE実践校で効果実感
- 見出し作りに挑戦 行健小でまなぶん・新聞ふれあい講座
- 新聞作りの理解深める いわき・宮小で授業、資料効果的に使う
- 正しい情報選ぶ力養う 11月はNIE月間、学習教材に新聞活用
- 文章読む習慣つけて 芳賀小でまなぶん・新聞ふれあい講座
- 新聞配達に関するエッセー入選 本郷小4年・江川君に表彰状伝達
- 選挙のクイズに挑戦 喜多方桐桜高でまなぶん・新聞ふれあい講座
- 明瞭な記事、書き方は 平野小でまなぶん・新聞ふれあい講座
- デジタル紙面切り抜き、余白に感想 行健二小でまなぶん・新聞ふれあい講座