投票に備え、情報収集 学法石川高でまなぶん・新聞ふれあい講座

福島民友新聞社は8日、石川町の学法石川高で「ハローみんゆう教育応援プロジェクト まなぶん」を開き、生徒が主権者としての在り方や情報収集の進め方などについて考えた。
各教室などをオンラインで結んで2年生約240人が受講した。同プロジェクトの渡辺順講師は新聞などを活用して正確な情報を集め、判断力を高める必要性や、19歳になると投票率が下がる「19歳の壁」について説明。「民主主義社会では投票することが大事だ。選挙に行く習慣を身に付けてほしい」と語りかけた。
読んで育つ、主権者の自覚
生徒は本紙を読んで関心のある記事を探したり、新聞が作られる過程を学んだりもした。鈴木なぎささん(17)は「新聞を読むことで社会や地域に触れることができると知り、もっと新聞を読みたいと思った。選挙は自分の将来に関わることなので、投票に行く自覚を持ちたい」と話した。
実施校、随時受け付け
福島民友新聞社は教育現場と連携し、教育に新聞を活用するNIE活動を積極的に推進しています。この中では、本紙記者らが学校を訪れて「18歳選挙権」など時事問題から新聞のあれこれまでを解説する「新聞ふれあい講座 まなぶん」を設けており、実施校を随時受け付けています。
講座は無料。内容、時間は要望に応じます。学校向けのほか社会人、企業向けにも対応します。講座の申し込み、問い合わせは福島民友新聞社販売局「まなぶん事務局」(電話024・523・1472、平日午前10時~午後5時)へ。
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