土壇場、田村に軍配 大和田がサヨナラ打、須賀川桐陽に6-5
田村が最終回の連打で須賀川桐陽に6―5でサヨナラ勝利。同点で迎えた9回1死から桑原が三塁打で出塁し、大和田零士(2年)が適時打を放った。
公式戦2戦目の新チームに勢いをもたらす豪快な一振りだった。田村の大和田がサヨナラ打を放って喜びを爆発。「最高の感触だった」と興奮を隠しきれなかった。
同点に追い付かれて迎えた九回裏1死。前の打者の桑原雅仁(2年)が三塁打で出塁すると、大和田は内角低めにきた直球を迷い無く振り抜いた。「(右中間を)抜けた瞬間ほっとした」。桑原がホームを踏むと、笑顔のナインが次々とベンチから飛び出してきた。
学校が新型コロナウイルスの影響で休校となり、県中支部大会を辞退した。野球部も約2週間全体練習ができず個人でトレーニング。大和田はチームメートと練習内容を会員制交流サイト(SNS)で共有しながら基礎を見直してきた。「実戦感覚をつけながら、チャレンジャー精神をぶつけていきたい」。次戦は前回大会王者の東日大昌平。大和田は再び、チームに追い風を吹かせるつもりだ。
- 学法石川、センバツ望み 秋季東北高校野球、八戸学院光星に惜敗
- 学法石川、出し切った...強豪と接戦「チームが一つになった」
- 【10月22日の福島県代表・試合結果】秋季高校野球東北大会
- 学石逃げ切り、27年ぶりベスト4進出、秋季東北高校野球
- 【10月19日の福島県代表・試合結果】秋季高校野球東北大会
- 学石、1年生・大栄が快投 メリハリ124球...聖和打線を抑え込む
- 聖光、早すぎる秋終幕 日大山形に初戦敗退 堅実守備が陰潜める
- 光南、継続試合...悔しい初戦敗退 強豪・一関学院相手に粘るも
- 学石、準々決勝へ進出 聖光と光南は姿消す、秋季東北高校野球
- 学石が準々決勝へ 秋季東北高校野球、聖和学園(宮城)に競り勝つ