早朝の「滑走路」を駆ける 福島空港30周年、初のマラソン大会

福島空港の滑走路を爽快に駆け抜ける参加者=30日午前4時ごろ
開港30周年を迎えた福島空港で30日、滑走路を走る「福島空港ランウェイ(滑走路)マラソン大会2023」が開かれた。滑走路を利用したマラソン大会は初めて。約300人が早朝の心地よい空気を感じながらさっそうと駆け抜けた。
同空港利用促進協議会が、開港30周年記念事業の一環として開催した。飛行機の離着陸がない時間帯を利用し、小学生(1.5キロ)、中学生(3キロ)、高校生以上(5キロ)の計10部門で優勝を争った。
大会には県内外から6~71歳の幅広い年代が参加した。5キロ男子で優勝したいわき市の会社員若菜優雅さん(28)は「空港の滑走路を走るのは初めて。貴重な体験ができた」と話した。
大会を運営した「Mt.mafuプロジェクト」(白河市)代表の真舩孝道さん(44)は「空港の存在感やランニングの素晴らしさをPRできる良い機会になった」と手応えを口にした。
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