渡辺・東野組、保木・小林組がパリ五輪切符確実 バドミントン

 
渡辺勇大(左上)東野有紗(右上)保木卓朗(左下)小林優吾(右下)

 バドミントンの混合ダブルスで東京五輪3位の渡辺勇大(26)、東野有紗(27)組=BIPROGY、富岡高卒=と、男子ダブルスの保木卓朗(28)、小林優吾(28)組=トナミ運輸、富岡高卒=が18日までに、今夏のパリ五輪出場を確実にした。シングルスでは、元男子世界ランク1位で東京五輪代表の桃田賢斗(29)=NTT東日本、富岡高卒=の出場の可能性が絶たれた。五輪出場は渡辺、東野組が2大会連続、保木、小林組は初めてとなる。

 五輪には各国・地域から各シングルスに最大2人、各ダブルスに最大2組が出場できる。17日に全英オープンが終了し、両ペアとも今後の代表選考の対象となる国際大会を欠場したとしても出場条件を満たす見込みとなった。4月30日付の五輪予選ランキングで最終確定する。

 渡辺・東野組は「ワタガシ」の愛称で呼ばれ、2021年の東京五輪で銅メダルを獲得し、同年に第31回みんゆう県民大賞を受賞した。世界ランク(12日現在)は3位。

 保木・小林組は「ホキコバ」と称され、21年の世界選手権では男子ダブルスで日本勢初優勝を果たした。世界ランク(同)は6位となっている。

女子の山口茜(26)=再春館製薬所=と男子の23年世界選手権2位の奈良岡功大(22)=IMG=も出場を確実にした。

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