「からむし織姫31期生」活動スタート 昭和、県内外から5人入村

 
31期生の(左から)安斎さん、橋本さん、池谷さん、稲葉さん、占部さん

 からむし織体験生事業の第31期生となる新たな「織姫」も、1年間の活動をスタートさせた。本年度は県内外の女性5人が入村し、からむし織生産の全工程と山村生活を体験する。

 31期生は福島市の安斎未来さん、三春町の橋本明子さん、静岡県の池谷紀美さん、栃木県の稲葉史子さん、愛知県の占部悦子さん。全国から9人の応募があり、書類審査や面接による選考で5人が決定した。

 同村で9日、歓迎会が開かれ、5人は「昭和村は自然豊かで楽しみ」「雪深い地域は初めて。不慣れなところもあるが早く慣れたい」などと村の印象や意気込みを語った。舟木幸一村長が「からむし以外の農業や郷土料理など産業・文化にも触れ、村民の温かさや四季折々の美しい風景などを体験してもらいたい」と歓迎した。