大熊町は１日から、２種類の町オリジナルの婚姻届の運用を始めた。町マスコットキャラクターの「まあちゃん」と、町の新旧の特産品のイチゴ、キウイをそれぞれ組み合わせたデザインを採用した。

　ホームページからも入手可能

　町役場の住民課窓口で入手できるほか、町ホームページから印刷して使用することもできる。

　大熊町は、東京電力福島第１原発事故による避難を経て行政機能を戻した。住民が増え、さまざまな手続きを受け付けるようになったことから、オリジナルの婚姻届を作成した。

　婚姻届は他の自治体でも使用できる書類のため、避難先にいる町民がオリジナルの婚姻届をホームページ上で入手し、最寄りの自治体で届け出ることも想定した。