米粉でおいしい料理、大阪の栄養士に最優秀賞 若松でコンテスト

 
最優秀賞に輝いた永富さんの「米粉カレールゥde会津若松ベジカレー&米粉ナン」

 会津若松市地産地消推進協議会の第9回米粉料理コンテストで、最優秀賞に大阪府の管理栄養士永富利子さんが輝いた。優秀賞には同市の主婦鈴木真理子さんが選ばれた。

 市産コシヒカリの新たな需要を生み出し、地産地消の推進につなげようと毎年開いている。今回は17作品の応募があり、書類審査を通過した8作品が2日に会津稽古堂で開かれた試食審査に進んだ。

 永富さんの作品は「米粉カレールゥde会津若松ベジカレー&米粉ナン」。小麦粉の代わりに米粉を使ってカレールウにとろみを出したほか、米粉100%のチーズナンを作った。水分量の調整が難しかったが、ヨーグルトを使うことで解決したという。

 永富さんは「米粉の使用が進めばいいと思い、コンテストに初めて参加した。野菜をたくさん取れるよう工夫した」と笑顔で話した。

240305topic7011.jpg最優秀賞に輝いた永富さん