聖光学院高の公式応援曲が完成した。応援曲を作ったのは福島市出身の磯谷直史さんがボーカルなどを務め、東京を拠点に活動しているロックバンド「ＴＨＥ　ＡＮＤＳ」。調和や共鳴を意味する「ｈａｒｍｏｎｙ」と名付けられた楽曲は、生徒たちへエールを送る一曲となっている。

　ＴＨＥ　ＡＮＤＳは磯谷さんがボーカルなどを務め、袮津隼さんがドラムスを担当する。磯谷さんが昨年１１月に同校で開かれた文化交流会に足を運び、生徒たちと交流したり校内を見学したりし、作詞・作曲した。シンプルなロックテイストな楽曲に仕上げられた応援曲に、磯谷さんは「それぞれの想いや気持ちが調和・共鳴し『聖光の鼓動』として大きな力になるよう込めている」とコメントを寄せた。

　伊達市の同校で２月２９日、音源が全校生徒の前で初めて披露された。応援曲を聴き、生徒会長の星瑚都美さん（２年）は「音楽の力はすごいなと改めて感じた。聖光の未来を感じる曲」と感想を述べた。楽曲は今後リリースが予定されている。

聖光学院高公式応援曲「ｈａｒｍｏｎｙ」

　演奏・編曲　ＴＨＥ　ＡＮＤＳ
　作詞・作曲　磯谷直史

　限りある時間と共に
　無数の未来追いかける
　手の中にある触れたシンクロニシティ
　夢のつづき　見にいこう
　点と点　つなげよう

　巡る聖なる軌跡
　同じ空の下から
　迷い消して　いま　越えよう

　つむぐ無数の光
　とどまることないエールを
　共鳴の鼓動は　いま　ここにあるから

　誰も知らない未知のレールで
　孤独の自分描いてきた
　旅のつづきに　出かけよう

　Ｄｒｉｖｅ　ｙｏｕｒ　ｄｒｅａｍｓ．ｆｏｒｅｖｅｒ．
　暗い道のりを越えて
　Ｎｅｖｅｒ　ｓａｙ　ｎｅｖｅｒ．　響け
　この声よ　響け　響け　届け

　巡る聖なる軌跡
　同じ空の下から
　迷い消して　いま　越えよう

　つむぐ無数の光
　とどまることないエールを
　聖光の鼓動は　いま　ここにあるから
　もう　ここにあるから