川内村で新たな子育て支援事業開始 一時預かりや送迎
川内村は今月から、新たな子育て支援策としてファミリーサポートセンター事業を始めた。子どもの一時預かりや児童クラブへの送迎など、地域全体で子育てを支える体勢を作り上げる。村は、ひとり親世帯の支援事業を強化しており、急な用事で一時的に子どもを預かってほしいといった保護者の声を受け、事業を始めた。
事業は、一時的な子育てを頼む「依頼人」と手伝う「支援員」、日程などを調整する事務局で行う。支援員に特別な資格は必要なく、誰でもなることができる。
生後12カ月以上で、義務教育学校9年生までの子どもが預かりの対象となる。時間は月~金曜日の午前7時~午後9時を基本とし、料金は1時間につき900円。このほかの時間は、1時間につき1000円かかる。
村は依頼人と支援員を募集している。担当者は「子育て世帯を村全体で支援し、移住定住の促進につなげていきたい」と話す。
申し込みや問い合わせは、村保健福祉課(0240・38・2941)へ。
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