ＪＲ東日本グループが展開するベビーカーレンタルサービス「ベビカル」の運用が８月１日から、ＪＲ福島駅で始まる。県内での導入は初めて。子育て世代が自宅からベビーカーを持たずに電車や新幹線を利用して来福し、福島駅でベビーカーを借りて観光を楽しめる。ベビカルは東京都や神奈川県などの関東圏をはじめ、東北では仙台駅と盛岡駅で運用されている。福島駅では、西口２階の福島市観光案内所で２台を貸し出す。

　希望者はベビカルのホームページから会員登録して利用日や利用時間を予約する。２７日から予約を受け付ける。

　料金は最初の１時間が２５０円、以降３０分ごとに１００円加算され、１２時間最大で１５００円。１２時間経過後は３０分につき１００円となる。予約時間に限らず実際の利用時間で精算する。

　福島市観光コンベンション協会が取り組むモモを核とした観光誘客事業「ふくしまピーチホリデイ」の一環で導入を決めた。２５日には、ジェイアール東日本企画の職員らが同観光案内所で運用方法を説明した。ベビカルに関する同観光案内所の対応時間は午前９時～午後５時。問い合わせは専用センター（フリーダイヤル０１２０・６１９・３０５）へ。