子育て家族の交流イベント「みんなのフェスｉｎこおりやま」は２３日、郡山市の男女共同参画センターで開かれ、参加者が交流会やワークショップを通して親子の絆や子育て家族同士のつながりを強めた。

　市内を中心に子育ての情報発信を行う団体「しゅふコミ」と市、市文化・学び振興公社の主催。地域ぐるみで子育てを推進する環境をつくろうと初めて開いた。

　「つながる」をテーマに開かれたイベントでは、子育てに関する座談会や交流会が開かれたほか、張り子絵付け体験やデザート作りなどの親子で楽しむワークショップ、防災講座などの学びを深めるイベントが繰り広げられた。

　「こどもリサイクルマーケット」では、店員役となった子どもたちが家から持ち寄った縫いぐるみやキーホルダーなどを、買い物客役の子どもたちに売り出した。子どもたちはお金に見立てたペットボトルキャップと商品を交換し合い、買い物を楽しんでいた。

　渡辺紅采（くれあ）さん（金透小５年）は「お客さんがたくさん来てくれてうれしかった。自分が大切にしていた物を買った人にも大切に使ってほしい」と話した。