【ミヤマクワガタ】 体表に金色の細かい毛

 
金色の産毛が美しいミヤマクワガタ

 夏本番を前に、県内の雑木(ぞうき)林(ばやし)でもミヤマクワガタが活動を始めました。

 ミヤマクワガタは大型(おおがた)で、ノコギリクワガタと並(なら)び称(しょう)されるクワガタムシの代表格(かく)です。頭部の突起(とっき)が最大の特徴(とくちょう)です。普通(ふつう)オスは5センチ程度(ていど)ですが、7センチを超(こ)える個体(こたい)もいます。

 成虫になったばかりの体表は金色の細かい毛に覆(おお)われていて輝(かがや)いています。暑さに弱いため、成虫を飼育(しいく)するときには、温度や湿度(しつど)の管理に注意が必要です。