『幻のレコード』発見!希少な非売品か? 福島の民家から2枚
福島市出身の作曲家古関裕而と作詞家野村俊夫(元福島民友新聞社記者)が昭和20~30年代に手掛けた幻のSPレコード2枚が市内の民家から見つかったことが16日、分かった。どちらも日本コロムビアから発売されているが、非売品か地域限定のため希少という。
「福島ブルース」と「ふくしま小唄」のカップリングのレコードは古関と野村のコンビが制作。歌詞には信夫山や飯坂などの地名が盛り込まれ、哀愁漂う曲だ。もう1枚は1958(昭和33)年発売の「福島子供盆踊り」で、古関の作曲だが、歌詞は市内の小学生らから公募した。複数の歌い手の中には当時17歳だった歌手安田祥子さんもいる。
2枚のレコードは、同市大町のNTT東日本福島支店大町ビル1階で20日から開所する「古関裕而まちなか青春館」で展示される。
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