「秋季高校野球東北大会」開幕 センバツ懸け福島県勢3校出場
第72回秋季東北地区高校野球大会は11日、盛岡市の岩手県営球場で開幕した。初日は同球場と花巻球場で1、2回戦4試合が行われ、県勢の磐城は1回戦で山形第3代表東海大山形と対戦し、6―0で勝利した。台風19号の接近に伴い12、13日の試合については14日以降に順延する。大会第2日の14日は学法福島が花巻球場第1試合(午前9時開始予定)で青森第3代表の東奥義塾と、福島成蹊は岩手県営球場第2試合(同11時30分開始予定)で山形第1代表鶴岡東との初戦に臨む。磐城は同球場第3試合(午後2時開始予定)で秋田第1代表の能代松陽と対戦する。
福島大会を53年ぶりに制し第1代表として出場する学法福島の印部颯汰主将(2年)は「いよいよ始まるんだ」と少し緊張した様子だった。14日の東奥義塾(青森)戦に向け「心を浮つかせることなく、自分たちのやるべきことをやっていく」と意気込んだ。
初の東北大会出場を果たした福島成蹊の上遠野浩輝主将(2年)は「東北の舞台の雰囲気を味わえた。試合に向けてスイッチが入った」と闘志を燃やす。14日の初戦に向け「まずは1勝して勢いをつけ、優勝まで駆け上がりたい」と話した。
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