会津連合1年生二瓶11回サヨナラ打 「抑えてくれたエースのため」

 
【喜多方桐桜―会津連合】延長11回裏会津連合2死一、三塁、サヨナラ打を放ち、ナインに迎えられる二瓶(中央)=ヨーク開成山スタジアム

 身長159センチの小さな8番打者が、歓喜の輪の中でひときわ大きく輝いた。延長11回に及ぶ激闘。人生初のサヨナラ打を放った会津連合の二瓶隼斗(会津農林1年)は「一緒に頑張ってきた仲間と勝ててうれしい」と充実感に浸った。

 182球に及ぶエース仲田晃(田島2年)の熱投に応えた。同点となって迎えた延長11回裏2死一、三塁。「ここまで抑えてくれた仲田さんのために」と外角低めの直球を思い切り振り抜いた。打球は高く上がり、全力で前進してきた右翼手のグラブの前の芝生で弾んだ。三塁走者が生還。三塁まで駆け抜けた二瓶は、ベンチから飛び出してきたナインに囲まれ、笑顔がはじけた。

 会津農林は夏の県大会後に会津連合に加わった。少しでも早くチームになじもうと、二瓶は他校の先輩選手に打撃面の助言をもらうなど積極的にコミュニケーションを図ってきた。「仲の良い明るいチーム。楽しく練習ができている」と結束は固い。

 チームの目標はベスト16以上。「守備から流れをつくり、打撃で粘り強さを見せたい」。接戦を勝ち抜き、より強固となった3校の絆を武器に、さらなる高みを目指す。

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