「最後弱さ出てしまった」 聖光学院・赤堀主将、意地の1点
第74回秋季東北地区高校野球大会最終日は26日、宮城県の石巻市民球場で決勝が行われ、本県第1代表の聖光学院は花巻東(岩手第1代表)に1―4で敗れた。
チーム唯一の1打点を挙げ、主将の赤堀颯(はやと)(2年)が意地を見せた。「(勝敗の差は)チャンスで1本打てたかどうかだった。最後に弱さが出てしまった」と悔しがった。
初回に花巻東に連打で2点を先制された。裏の攻撃で赤堀が中前打を放ち、味方の打撃で三進したが、本塁まで届かなかった。続く2回は1死満塁の好機で打席に立つと、代わった2番手投手の初球に食らいつき、内野ゴロの間にどうにか1点を奪った。9回は右飛に倒れ、最後の打者となった。「センバツ出場にふさわしいチームを一からつくる」。有力視されるセンバツ出場に向け、成長を誓った。
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