ハーフ一般女子フリーは高橋が初優勝 野馬追の里健康マラソン

 
【ハーフ一般女子フリー】後続を引き離し、初優勝した高橋雅子(茨城県)

 南相馬市の雲雀ケ原陸上競技場を発着点に5日開かれた第34回野馬追の里健康マラソン大会では、県内外から出場したランナーたちが各部門の優勝を争った。

 「入賞できればいいなと思っていたので、びっくり」。ハーフ一般女子フリーで高橋雅子(茨城県)が自己最高の1時間32分31秒を記録し、初の栄冠を手にした。歴代女王の記録にはまだ及ばないと謙遜しながらも「優勝はすごくうれしい」と笑顔を見せた。

 45歳の高橋がマラソンを始めたきっかけは、2000年のシドニー五輪女子マラソンを制した高橋尚子さんに憧れたからだ。運動嫌いだったというが、すぐに道具をそろえて自宅周辺から走り始めた。

 09年に地元の茨城県で開かれた勝田全国マラソンで初完走。「ゴール時の達成感が良い」と走る楽しさを覚え、数々の大会に出場して走力をつけてきた。初めて出場した今大会の勝因は「後半にペースが落ちなかったこと」。仲間と磨いた持久力があったからだ。前半はペースを抑え、中盤の坂を過ぎたところで一気にギアを上げた。「よし行こう」。風に苦しんだが、沿道の応援に力が湧いた。後続を3分以上も突き放し、歓喜のゴールに飛び込んだ。

 来年2月の「いわきサンシャインマラソン」にも出場する予定だ。「3時間半を切りたい」。新女王は、生き生きとした表情で次の目標を語った。(渡辺晃平)