「福島を応援し続ける」 みちのくマラソン、間寛平さんゴール

 
ゴール地点の県庁で内堀知事やぺんぎんナッツの2人に迎えられた間寛平さん(右から2人目)

 東日本大震災の復興支援を目的に、タレントの間寛平さんが福島、宮城、岩手各県を走る「みちのくマラソン」が26日、最終日を迎え、福島市の県庁にゴールした。2012(平成24)年から始まったマラソンは、10回目の今回を一区切りに終了する。寛平さんは「これからも福島を一生懸命応援したい」と語った。

 24日に岩手県宮古市を出発し、26日に本県入りした。各地を数キロずつ、県内では浪江、富岡、いわき、三春の各市町を駆け抜けた。車での移動を挟み、県環境創造センター交流棟コミュタン福島(三春町)なども訪れた。

 ゴール地点の県庁では内堀雅雄知事やお笑い芸人の「ぺんぎんナッツ」、職員らが出迎える中、ゴールテープを切った。内堀知事は「2012年から使っているたすきから寛平さんの思いが伝わった」と花束を手渡し、これまでの復興応援への感謝を込めて県産モモ(ゆうぞら)を贈った。寛平さんは「仮設住宅に寄ったり、ここであのおじいちゃん見てたなとか昔を思い出したりしながら走った。更地になったり、会社ができたりみんな頑張っているんだと思いました」と語り、被災地にエールを送った。

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