福島駅のモニュメント『ブルー』ライトアップ 世界糖尿病デー

 
世界糖尿病デーに合わせ、ブルーにライトアップされたモニュメント=14日午後、福島市・福島駅西口広場

 世界糖尿病デーの14日、国内の著名な建物をブルーにライトアップする啓発イベントが全国約200カ所で行われた。福島市ではJR福島駅西口広場のモニュメントが幻想的な青色に照らされ、通行人に糖尿病予防の重要性を周知した。

 ライトアップは日本糖尿病学会と日本糖尿病協会でつくる実行委員会が実施。福島市では県医師会糖尿病対策推進会議が担った。

 実行委によると2016(平成28)年国民健康・栄養調査で糖尿病患者数は推計で初めて1000万人を突破し、予備軍を含めると2000万人、成人の4人に1人が糖尿病という状況という。15年の世界の患者数は4億1500万人。

 14日は糖尿病治療に必要なインスリンを発見したカナダのフレデリック・バンティング博士の誕生日で、シンボルカラーのブルーは、国連色と青空の色から採用された。