認知症予防の運動紹介 福島で「オレンジフェスタ」

 
認知症講演会で、座ったままできる運動を実践する参加者たち

 認知症啓発イベント「ふくふくオレンジフェスタ」は21日、福島市のアオウゼで開かれ、訪れた人が認知症への知識を深めたり、認知症予防の運動に取り組むなどした。

 同市医師会や市でつくる実行委員会の主催。市の認知症施策(福島市オレンジプラン)が示す「認知症の人も周囲の人も、安心して自分らしく暮らし続けることができるまち」の実現に向けた多彩な取り組みを発信。認知症に関係する団体がそれぞれブースを設け活動を紹介した。

 認知症講演会や映画「毎日がアルツハイマー」の上映会、認知症サポーター養成講座なども開かれた。フィットネスジムDNA福島テルサ店の紺野勝二店長は、認知症予防の運動「コグニサイズ」をテーマに話しながら、参加者にさまざまな運動の仕方を指導した。