新たに呼吸数を測定 川俣町とミツフジ、第3回健康管理実証事業

 
計測するアプリについて説明する小副川部長・福島工場長

 川俣町と町に工場を持つミツフジ(京都府)の第3回健康管理実証事業は15日、始まった。今回からは同社の医療機器ブランド「Plum SENSE」(プラムセンス)を使用し、従来の心拍数やストレス度に加え、呼吸数などを測定、睡眠時無呼吸症候群の兆候の発見にも役立つと期待される。

 実証事業の期間は4週間(一部は3週間)。今回から会社単位の参加も始まり、219人が参加するという。同社のシャツを着用し、歩数や消費カロリーも測定する仕組みで健康管理を数値で判断できる。

 今回からはスマートフォンのアプリ内で日々の行動を運動中やデスクワーク、睡眠時など六つに分けて記録するなど、参加者の利便性も向上させている。同社の小副川博通医療プロジェクト部長・福島工場長が説明した。