生活の中に笑い...病気予防に効果 福島医大・大平教授が講演 

 
笑いを生活の中に取り入れる効果などを講演する大平教授

 福島医大疫学講座の大平哲也主任教授(いわき市出身)は21日までに、福島市飯坂町の飯坂ホテルジュラクで講演した。ストレスと関係が深い疾患や笑いの定義などを解説しながら、笑いを生活の中に取り入れる効果などを語った。

 大平氏は笑いや幸せ、生きがいがもたらす生活習慣病の予防効果を研究している。福島信用金庫飯坂支店の取引業者でつくるふくしん飯坂鵬友会が開いた講演会で「笑いと健康~笑ってストレス解消・生活習慣病予防」と題して話した。

 大平氏は、忙しくても目標を持って達成感のある職場を目指す「ワーク・エンゲイジメント」について「やりがいや楽しみ、報酬などいいことを増やす方がメンタルヘルス対策により効果的」と話した。

 会員約70人が聴講。松崎益一会長と秋葉一彦支店長があいさつした。