薬剤師が「在宅訪問」開始 残った薬整理や服用、悩みなど対応
飲まずに残った薬の整理や薬の飲み合わせをアドバイス―。県薬剤師会は、在宅医療の患者などを対象に薬剤師の在宅訪問事業を県内全域で展開している。来年2月末まで。
薬剤師が患者の自宅や入居施設を訪問し、薬に関する相談に対応する。本年度は、残った薬の整理用に専用の「おくすり整理バッグ」を製作。同会会員の薬局に持ち込めば、使える薬を選別してもらえる。
「薬を飲み忘れてしまう」「薬が飲みづらい」「残薬が多い」など、患者の服薬に関する困り事が多いことから同事業を実施する。県薬剤師会の山口仁副会長は福島民友新聞社の取材に「薬剤師が訪問することで訪問介護員の業務をサポートできる面もある。サービスをより多くの人に知ってほしい」と呼び掛ける。藤田元常務理事、水野成夫事務局長が同席した。
「おくすり整理バッグ」は同会会員の薬局などで配布している。薬剤師の在宅訪問は、お試しは無料。
問い合わせは同会事務局(電話024・549・2198)へ。
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