市民の健康「見える化」支援 白河市、タニタ関連会社協定締結

 
健康増進へ協定を結んだ鈴木市長(左)と土志田社長

 白河市とタニタヘルスリンク(東京都)は18日、健康づくり推進を目的とする包括連携協定を結んだ。希望する市民に歩数や消費カロリーを計測する同社の活動量計を配布、健康の「見える化」を図るなどして市民の健康維持を支援する。

 活動量計の配布は9月1日から来年1月末までの予定。市民が持ち歩くことで、どのくらい運動しているかをデータで見ることができる。また、市役所など市内4カ所に健康スポットを設置。スポットでは、体組成計で体脂肪率や筋肉量などを計測し、グラフ化して長期的な健康状態を確認することができる。

 参加費は1000円で、6月ごろから全世帯へ案内のチラシを配布する予定。参加者2000人を募る。

 市役所で協定締結式が行われ、鈴木和夫市長と同社の土志田敬祐社長が協定書を取り交わした。鈴木市長は「いろいろな知恵を拝借し、健康づくりの方策に取り組みたい」とあいさつ、土志田社長は「白河市といいモデルをつくって全国に発信していきたい」と語った。