観光列車「SLばんえつ物語」歓迎! 若松駅で25周年セレモニー
JR磐越西線の新津(新潟市)―会津若松間を往復する定期列車「SLばんえつ物語」は29日、運行開始から25周年を迎えた。同日、会津若松市のJR会津若松駅でセレモニーが行われ、関係者らが心を込めて乗客を出迎えた。
SLばんえつ物語は、新津一小に眠っていたC57形蒸気機関車で編成。1999年に観光列車として復活し、展望席から望む四季の風景が人気を集めている。
セレモニーには、市や会津若松商工会議所、会津若松観光ビューローなどから約50人が出席。「会津へようこそ」と書かれた横断幕を掲げたり、小旗を振ったりして乗客を歓迎した。会津大吹奏楽団による「銀河鉄道999」の演奏もあり、節目に花を添えた。
室井照平市長は「列車は多くの人に愛着を持っていただいている。インバウンド(訪日客)誘致につなげるなど、ニーズに合った活用を期待する」と話した。
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