石川町長選スタート 現元2候補が第一声、8月28日に投開票 

 

 任期満了に伴い、23日に告示された石川町長選は、いずれも無所属で、現職の塩田金次郎氏(74)=1期=と元職の西牧立博氏(76)=4期=が立候補を届け出て選挙戦に入った。両候補は28日の投開票に向けて第一声を上げ、有権者に支持を訴えた。(届け出順)

 ◇塩田金次郎候補 人口減少に歯止めかける

 塩田金次郎候補は選挙事務所で第一声を上げ「人口減少に歯止めをかけたい。町民に寄り添って全力投球する」と述べた。

 1期目の実績として財政健全化や東日本台風からの復旧などを挙げた。人口減少対策として若者の住宅建築補助や小中学校の給食費全額補助などの公約を掲げ「町発展のためにもう一度支えていただきたい」と訴えた。

 【選挙事務所】石川町双里字本宮66の3
 【選対本部長】吉田達夫

 ◇西牧 立博候補 病院誘致に全力ささげる

 西牧立博候補は選挙事務所前で第一声を放ち「病院誘致に全力をささげる。町民の皆さんに恩返しをしたい」と語った。

 冒頭、過去の不祥事について「町民の皆さんに迷惑をかけたことをおわびする」と謝罪。病院誘致や今出ダム建設計画の復活、道の駅計画の見直しなどの公約について「初登庁した日からスタートさせる。公約を守る政治に戻す」と述べた。

 【選挙事務所】石川町字鹿ノ坂359の5
 【選対本部長】瀬谷京子