3年の時を経て...聖光OB「仲間とまた野球ができたことに感動」

 
得点が入り、盛り上がる聖光学院OBのベンチ=兵庫県姫路市・ウインク球場

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年夏の全国高校野球選手権大会が中止となり、出場がかなわなかった元高校球児たちが集う大会は30日、兵庫県内の各球場で交流戦が行われた。本県から出場した聖光学院OBは神村学園OB(鹿児島)と対戦、かつての仲間とのプレーを思う存分満喫した。

 「内容は関係なしにこの仲間とまた野球ができたことに感動している」。交流戦で主将を務めた吉田晃大さん(21)=流通経済大3年=は喜びをかみしめた。試合は初回に先制。四回に3点を加えた直後に3点を返されたが、投手陣が4人の継投でしのぎ、5―3(七回時間切れ)で勝利した。

 OBはバントやしぶとく食らい付く安打などで聖光学院らしさを発揮した。采配した斎藤智也監督は「うちらしく全力疾走や泥くさい野球を実践してくれた。胸が熱くなる試合だった」と目を細めた。

 3年前の夏は「心の中の甲子園」を合言葉に独自大会を戦い抜き、3年の時を経て14人が集まった。「この経験を生かして、壁にぶつかっても命を懸けてやり切れる人になれるように前進していきたい」と吉田さん。OBたちはそれぞれの場所での活躍を約束した。

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