福島県高野連、只見を表彰 センバツ「21世紀枠」の東北推薦校

 
松浦会長から盾を受ける吉津主将(左)

 来春の第94回選抜高校野球大会(センバツ)の21世紀枠候補9校の一つに選ばれた只見への表彰伝達式が14日、只見町の同校で行われた。

 同校は冬季には数メートルの雪が積もる豪雪地帯にあり、グラウンドが全く使えなくなるなど厳しい練習環境にある。部員は体育館を活用するなどして鍛錬し、今夏の福島大会では初めてベスト8に進出。これらの活動実績が評価され、候補に選ばれた。

 伝達式には東北6県の高野連の代表が出席した。県高野連の松浦冬樹会長が吉津(きつ)塁主将へ盾を伝達し、祝辞を述べた。吉津主将は「甲子園まであと一歩というところまで来た。出場が決まったら笑顔で全力プレーをして、お世話になった方へ恩返ししたい」と決意を語った。

 出場校は来年1月28日に決定する。県勢はこれまで、2001(平成13)年に安積、13年にいわき海星(現小名浜海星)、20年に磐城(新型コロナウイルスの影響で大会は中止)が選ばれている。

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