福島東、9回サヨナラ「初戦突破」 福島商11安打も守備5失策
第71回秋季東北地区高校野球県大会第2日は14日、白河グリーンスタジアムなど3球場で1回戦7試合が行われた。同地区対決となった東日大昌平―いわき光洋は、延長10回に勝ち越した東日大昌平が7―6で勝利。福島東は9回サヨナラで福島商を破り、2回戦に進出した。第3日の15日は3球場で2回戦8試合が行われる。
福島商「守備や連係プレーでミス」
終盤に追い付いた福島東がサヨナラ勝ちで福島商との接戦を制した。
福島東は1点差の七回に相手捕手の送球ミスで同点に追い付くと9回裏2死満塁から対馬が四球を選び試合を決めた。福島商は11安打を放ったが12残塁。守備は5失策と精彩を欠いた。
昨秋の県大会4強の福島商が初戦で姿を消した。4回表まで3点をリードしたが、中盤に追い付かれ、最終回の押し出し四球で力尽きた。
「守備や連係プレーでミスが出た」と渡辺真也監督。その言葉通り5失策と守備が乱れ、攻撃も12残塁とかみ合わなかった。「自分が抑えて勝ちたかった。チームに申し訳ない」。7回途中からマウンドに上がり、好投した伊藤広起(2年)も制球が定まらなかった最終回を悔やむ。「終盤に点差を詰められ、チームに硬さが出てしまった」と主将の松川稜央(2年)。敗戦を糧に古豪が復活を誓う。
- 学法石川、センバツ望み 秋季東北高校野球、八戸学院光星に惜敗
- 学法石川、出し切った...強豪と接戦「チームが一つになった」
- 【10月22日の福島県代表・試合結果】秋季高校野球東北大会
- 学石逃げ切り、27年ぶりベスト4進出、秋季東北高校野球
- 【10月19日の福島県代表・試合結果】秋季高校野球東北大会
- 学石、1年生・大栄が快投 メリハリ124球...聖和打線を抑え込む
- 聖光、早すぎる秋終幕 日大山形に初戦敗退 堅実守備が陰潜める
- 光南、継続試合...悔しい初戦敗退 強豪・一関学院相手に粘るも
- 学石、準々決勝へ進出 聖光と光南は姿消す、秋季東北高校野球
- 学石が準々決勝へ 秋季東北高校野球、聖和学園(宮城)に競り勝つ