「秋季高校野球福島県大会」全校参加へ 試合不足の解消を図る

 

 県高野連は14日、来春の「センバツ」出場につながる第73回秋季東北地区高校野球県大会について、夏の福島大会のように県内全校が参加するトーナメント形式で開催すると発表した。例年は各支部大会の代表校が出場するが、今年は新型コロナウイルス感染再拡大の影響で選手の試合経験不足が懸念されるとし、全校に出場の機会を与える。

 開幕日は予定より2日早い9月15日に変更し、連合チームを含む70校65チームが熱戦を展開する見通し。各支部大会も開催し、優勝校と準優勝校を県大会のシード校に位置付ける。

 本県代表として夏の甲子園に挑む日大東北は、各支部の優勝校と同じ扱いとなる。

 県大会の組み合わせ抽選会は9月8日にオンライン形式で開く。開会式は行わない。4回戦までは原則無観客だが、保護者(1家族5人まで)の入場は認める。準々決勝からは観客を入れる。感染状況に応じて変更の可能性がある。

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