被災地の交流人口拡大を支援する「Ｊヴィレッジハーフマラソン２０２２」が１１日、Ｊヴィレッジを発着点に開かれた。県勢ではハーフマラソン一般男子の５０～５９歳の部で根本憲一（いわき市）、一般女子４０歳以上で玉手美里（福島市）が優勝した。

　大会には、各地から集まった約１４００人のランナーが参加した。雨模様だったが、東日本大震災と東京電力福島第１原発事故から１１年９カ月の月命日に楢葉、広野の両町を走り抜いた。性別と年代別にハーフマラソン６部門、５キロ走８部門、１キロ走３部門で健脚を競った。

　福島民友新聞社からハーフマラソン一般男子４０～４９歳の部など８部門にトロフィーが贈られた。

◇ハーフマラソン
　▽一般男子高校生～３９歳〈１〉ガンドゥ・ベンジャミン（栃木県）１時間８分４５秒〈２〉新谷倖生（いわき市）〈３〉太田翔空（いわき市）〈４〉八巻琉伊（福島市）〈５〉佐藤幸裕（茨城県）〈６〉大友理貴（宮城県）
　▽同４０～４９歳〈１〉佐藤工（宮城県）１時間１７分２２秒〈２〉沼山寿憲（青森県）〈３〉村岡淳（山形県）〈４〉秋積大地（埼玉県）〈５〉林大介（郡山市）〈６〉菊地大作（郡山市）
　▽同５０～５９歳〈１〉根本憲一（いわき市）１時間２１分３４秒〈２〉関根昌芳（須賀川市）〈３〉星直人（会津若松市）〈４〉加藤寿泰（神奈川県）〈５〉笠間政博（猪苗代町）〈６〉斎藤省吾（宮城県）
　▽同６０歳以上〈１〉本田賢（郡山市）１時間２４分１５秒〈２〉吉田正（茨城県）〈３〉冨塚忠夫（田村市）〈４〉内堀浩明（長野県）〈５〉高野和弘（福島市）〈６〉井間亮（福島市）
　▽一般女子高校生～３９歳〈１〉三上柚花（宮城県）１時間２８分４６秒〈２〉菊田あさ美（田村市）〈３〉佐藤仁美（南相馬市）〈４〉武藤咲希（いわき市）〈５〉掛田成実（いわき市）〈６〉高野美咲（郡山市）
　▽同４０歳以上〈１〉玉手美里（福島市）１時間２８分３２秒〈２〉林絵里（郡山市）〈３〉矢口由加里（茨城県）〈４〉一重礼子（喜多方市）〈５〉佐藤明子（宮城県）〈６〉鈴木紗希子（郡山市）

◇５キロ
　▽中学生男子〈１〉秋元優哉（いわき市）１６分５４秒〈２〉草野航輝（いわき市）〈３〉佐々木愛斗（相馬市）〈４〉草野海成（いわき市）〈５〉飯島詩音（いわき市）〈６〉小林龍世（南相馬市）
　▽高校生男子〈１〉日下稜空（南相馬市）１６分３１秒〈２〉尾ケ瀬輝（青森県）〈３〉鈴木大翔（会津美里町）〈４〉西山樹（いわき市）〈５〉佐藤幹央（いわき市）〈６〉鴨田匠史（宮城県）
　▽一般男子１８～３９歳〈１〉佐藤寛毅（宮城県）１６分４８秒〈２〉新田勝士（いわき市）〈３〉久冨寿夫（いわき市）〈４〉矢走拓斗（いわき市）〈５〉佐藤剛（いわき市）〈６〉市川雄史（本宮市）
　▽同４０歳以上〈１〉鴻巣隼人（会津美里町）１６分１９秒〈２〉渡辺隆弘（郡山市）〈３〉野村顕弘（郡山市）〈４〉渡辺健太（宮城県）〈５〉川田真（いわき市）〈６〉宮野英樹（神奈川県）
　▽中学生女子〈１〉日下琉楓（南相馬市）１９分７秒〈２〉市川真央（広野町）〈３〉山内愛裡（楢葉町）〈４〉中島優空（広野町）〈５〉猪狩沙依（楢葉町）〈６〉鈴木結泉（茨城県）
　▽高校生女子〈１〉古小高愛（いわき市）２３分８秒
　▽一般女子１８～３９歳〈１〉中野麻衣子（郡山市）２０分９秒〈２〉鈴木佑己子（南相馬市）〈３〉菅原史織（茨城県）〈４〉合津優香里（いわき市）〈５〉加藤千夏（新地町）〈６〉山下絵来帆（東京都）
　▽同４０歳以上〈１〉宇田川幸江（富岡町）２０分２２秒〈２〉青木貴代（いわき市）〈３〉丸野幸恵（郡山市）〈４〉真壁さやか（宮城県）〈５〉早坂詩乃（宮城県）〈６〉小沢きみえ（いわき市）

◇１キロ
　▽小学生高学年〈１〉馬上夢桜（いわき市）３分２０秒〈２〉藤田翔生（いわき市）〈３〉渡辺結羽（いわき市）〈４〉田中綺乃（宮城県）〈５〉日下心優（南相馬市）〈６〉三浦結愛（田村市）
　▽小学生中学年〈１〉小野幸大（いわき市）３分４３秒〈２〉下遠野佑（いわき市）〈３〉鈴木風香（南相馬市）〈４〉長場俊介（いわき市）〈５〉田中美寛（宮城県）〈６〉坂本羽玖（いわき市）
　▽小学生低学年〈１〉大田原悠（いわき市）３分５５秒〈２〉屋仲脩志（相馬市）〈３〉酒井駿（いわき市）〈４〉古内琴菜（郡山市）〈５〉五十嵐汰郎（いわき市）〈６〉鵜沢大輝（いわき市）