センターバックを中心に、守備的なポジションをどこでもこなすＤＦ。１８４センチの長身を生かした、空中戦での強さが武器だ。

　「コンディションの良い時がなかった」と語るよう、昨季からけが続き。リハビリ期間を長く過ごしている。昨季の出場は１試合にとどまり、今季はまだ出場がない。リハビリ期間中は焦ることもあったが、今は「くさらずに（リハビリを）やればチャンスが来るはず」と信じ、調整を続ける。

　アスリートとして普段は節制に努めているため、食事は気分転換になる。オフやオフシーズンには、ＭＦ山下優人やＤＦ江川慶城らとつくる「大食い会」の一員として大盛り料理などをたらふく食べる。「ドーナツを１人２０個くらい食べたことがある。気持ち悪くなったので、二度とやりたくない」

　いわき市の出身。「クラブの目指す『魂の息吹くフットボール』を体現し、地元の人に喜んでもらうことがうれしい」と地元クラブでプレーする意義を語る。「ＪＦＬ時代に比べて地域の盛り上がりを感じる。いわきがよりレベルの高いリーグにいることで、さらに盛り上げることができる」と活躍を誓う。