自公選挙協力を正式発表 夏の参院選、相互に4万票確保が目標
自民党県連と公明党県本部は16日、今夏の参院選での選挙協力について正式に発表した。公明県本部は福島選挙区に自民公認で立候補する県医師会副会長の星北斗氏(58)を推薦、自民県連は比例に公明公認で立候補する現職横山信一氏(62)=2期=を自民の比例候補の一人と位置付けて支援する。協力により、それぞれに4万票を確保する目標で合意した。
公明県本部は同日、自民県連からの推薦依頼を党本部に提出、26日の中央幹事会で承認される見通し。
16日に県庁で記者会見した自民県連の西山尚利幹事長は「力を合わせて(両者)を国政に送り込むことは福島県の復興に寄与する」、公明県本部の今井久敏代表は「復興の加速と健康立県の実現へ、2人の当選が福島の大きな支えになる」と述べた。自民県連の鈴木智筆頭副幹事長と、公明県本部の伊藤達也幹事長が同席した。
参院選候補の自公の相互推薦を巡っては、中央で両党間の調整が一時難航し、交渉が長期化した経緯がある。公明は地方組織間で合意した選挙区から順次推薦している。
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