女性の輪...つながる街に 郡山で討論、異業種100人が目標宣言
国際ソロプチミスト郡山は「国際女性デー」の8日、郡山市で、多様な分野で活躍する地元の女性約100人の連携を深める「こおりやま女性パワー100フォーラム」を初めて開いた。参加者が市制施行100周年の節目に、より一層女性が輝く地域を築き上げることを誓い合った。
医療や福祉、農業、芸術など幅広い分野から集った女性約100人を含め約200人が出席。国際ソロプチミスト郡山の平川真理子会長が「一人一人のパワーをつないで拡大し、女性の輪を支援していきたい」とあいさつした。
NPO法人ルワンダの教育を考える会の永遠瑠(とわり)・マリールイズさんが講演し、ルワンダと日本の架け橋役として取り組んできた30年の活動を振り返った。
パネル討論も行われ、マリールイズさん、国際ソロプチミストアメリカ連盟「女性に変化をもたらす賞」受賞の堀琴美さん、郡山市の市民団体「ダイバーシティこおりやま」代表の阿部のり子さん、弁護士の小室未来さんが登壇。「女性の笑顔とパワーで創る未来~誰ひとり取り残さない世界を目指して」をテーマに意見を交わし、困難に立ち向かうための方法や平和な世の中をつくっていくための女性の役割などを語り合った。
「女性の働き方にもっと選択肢をつくりたい」「自分らしく楽しく生きるためのお手伝いを」など、一人一人がアクション宣言をまとめ、会場に掲示した。
福島民友新聞社からは緑川沙智記者が女性約100人の1人として参加した。
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