「Fukushima50・写真パネル展」郡山で開幕 映画の雰囲気を

 
映画のパネルや撮影で使われた衣装が並ぶ会場

 東京電力福島第1原発事故直後、現場で懸命に対応した作業員や技術者らを描いた映画「Fukushima50(フクシマフィフティ)」の写真パネル展は20日、郡山市のモルティ1階特設会場で始まった。映画の雰囲気を伝えるパネルや衣装などが並び、来場者が見入っている。9月6日まで。

 福島民友新聞社の主催、読売新聞東京本社と郡山テアトル、モルティの協力。映画の場面を切り取った写真パネル約20点をはじめ、佐藤浩市さんや渡辺謙さんらが撮影で実際に使用した作業服などの衣装や小道具が並ぶ。

会津学鳳高の黒板アートも 原発事故当時の福島民友新聞の紙面パネルや、映画を題材に会津学鳳高美術部が制作した黒板アート作品も展示されている。また、佐藤さんや渡辺さんが映画を紹介するビデオメッセージも流れている。

 観覧は無料。時間は午前10時~午後7時。