高野監督「想像以上いい滑り」 女子モーグル・星野が決勝進出

 
テレビ観戦で星野を応援する(右から)西沢選手、高野監督、新井コーチ=3日午後7時、北塩原村・ペンション楓

 北京冬季五輪は3日に日本勢の競技が始まり、フリースタイルスキー女子モーグル予選で星野純子(32)=リステル、猪苗代町在住=が6位に入り、決勝進出を決めた。

 星野純子が所属するチームリステル(猪苗代町)の高野弥寸志(やすし)監督(59)は「想像以上のいい滑り。自分の思うままにリラックスして力強く滑り切った印象だった」と決勝進出を喜んだ。

 高野監督は、星野と親交のある北塩原村裏磐梯地区の「ペンション楓(かえで)」でテレビ観戦。予選6位という結果に「ちょうどいい位置。あと2本、今回のようないい滑りを見せてほしい」と語った。

 同ペンションは、4月からチームリステルの一員となるモーグルの西沢岳人(たけと)選手(22)=北塩原村出身、早大4年=の実家でもある。声援を送った西沢選手は「これまでの思いがこもった攻めた滑りでかっこよかった」と笑顔。チームリステルの新井まゆみコーチ(42)は「これほどリラックスして滑る純子の姿は初めて見た」と話し、高野監督は「決勝でも思う存分に滑り切ってほしい。純子が笑顔で終われば結果は必ずついてくる」とエールを送った。

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